読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マンガLOG収蔵庫・別館

本館のバックアップとして使用しています。

雑文

『囚人リク』における加藤看守の描写について

瀬口忍さんの『囚人リク』、面白いですね。 現在「チャンピオン」で連載している作品のなかでも、トップクラスの熱さを持った作品だと思います。 囚人リク 11 (少年チャンピオン・コミックス)作者: 瀬口忍出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2013/05/08メディ…

『架空の歴史ノート-1 帝国史 分裂大戦編』詳説

数日前に、この作品がネット上で話題になりました。 架空の歴史ノート-1 帝国史 分裂大戦編作者: 設楽陸出版社/メーカー: レベルアップ出版発売日: 2013/05/07メディア: Kindle版この商品を含むブログ (4件) を見る 【ベストセラー確実か】Amazonですべて手…

水木しげるセンセイの元ネタについて+α

何日か前に、水木しげるセンセイ作品の「元ネタ」に関してちょっと盛り上がっていた模様。 水木しげる絵の元ネタ(togetter) 水木しげる先生の妖怪絵がパクリだらけでボクのなかで水木しげる株つるべ落とし状態(デジタルマガジン) 上のまとめ記事は、純粋…

『鬱ごはん』の黒猫

少し前のことになりますが、施川ユウキさんの新刊『鬱ごはん』を読みました。 鬱ごはん(1) (ヤングチャンピオン烈コミックス)作者: 施川ユウキ出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2013/04/19メディア: コミックこの商品を含むブログ (15件) を見る 食事を題材…

ライトノベル的題名がこんなところにも浸透しつつあった

先日、こんなタイトルの本を買いました。 『このおれがおまえなんか好きなわけない』。 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』あたりが起点でありましょうか、ライトノベル全体をみても一定の割合を占めるようになった(少なくとも、そんな印象を受ける)文…

岡田屋鉄蔵『極楽長屋』の、江戸時代を表現する技巧について

先日、岡田屋鉄蔵さんの新刊『極楽長屋』を購入しました。 極楽長屋 (マッグガーデンコミックスEDENシリーズ)作者: 岡田屋鉄蔵出版社/メーカー: マッグガーデン発売日: 2013/02/14メディア: コミック購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見…

遂に、長らく待ち望んでいた全集が刊行される。『水木しげる漫画大全集』

先日、池袋のアニメイトサンシャインに立ち寄る機会がありました。 サンシャイン60向かいにある、旧本店です。現在はコラボショップとかやっています。 詳細はこちら:http://www.animate.co.jp/special/sunshine/pc/ 4Fの「集英社コミックギャラリー」で撮…

姉の新刊『くせものダーリン』2巻発売中です

以前、自分の姉がマンガ家やっているということを書きましたが、その姉の新刊が今月25日に発売となりました。 くせものダーリン 2 (フラワーコミックス)作者: 菊地かまろ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/01/25メディア: コミックこの商品を含むブログ (…

姉がマンガ家やっています

1泊2日で帰省をしてきました。 その際に許可をもらったので、長らく封印してきた情報を解禁させて戴きます。*1 タイトルが示すとおり、姉がマンガ家をやっています。 姉のPNは菊地かまろ。 小学館の「ベツコミ」ならびに「デラックスベツコミ(デラコミ)」…

『う』完結記念という名目で、うなぎを食いに行ってきた

ラズウェル細木さんの『う』完結巻が先日発売されました。 (モーニング KC)" title="う(4) (モーニング KC)">う(4) (モーニング KC)作者: ラズウェル細木出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/12/21メディア: コミックこの商品を含むブログ (7件) を見る 日…

「季刊エス」2013年1月号(vol.41)が異彩を放っている

自分は基本的に雑誌をあまり購入していません。 主に物理的・空間的な理由ですな。早い話が「場所がない」。単行本だけでも自炊に踏み切らざるを得ない状況なので、更に場所を取る雑誌には手が出せないという訳です。 そんな中で購入している数少ない雑誌が…

今年のマンガを振り返る対談(独りで)・本編その3

序論・ならびに本編その1・本論その2の続きになります。 m:それでは続き、オヤジ向と4コマへと移りましょう。まずはオヤジ向から。何を挙げましょう? k:まず挙げておかなければならないのは、何と言っても星野茂樹・石井さだよしさんによる『解体屋ゲン』…

今年のマンガを振り返る対談(独りで)・本編その2

序論・ならびに本編その1の続きになります。 k:じゃあ続き始めるか。そろそろ少女マンガから離れて、別のやつに行く? m:幾つか出し忘れがあったので、もう少しだけそのまま行かせてもらおうかと。小玉ユキさんの『坂道のアポロン』と西炯子さんの『娚の一…

今年のマンガを振り返る対談(独りで)・本編その1

前回の記事の続きになります。 m:ではようやくですが、今年個人的に印象に残った作品を振り返ってみようかと思います。基本的に順位を付けたりはしない方向ですが、今年は別格の作品がありました。 k:あぁ、あれか? m:卯月妙子さんの『人間仮免中』です…

今年のマンガを振り返る対談(独りで)・序論

m:発売されましたね、『このマンガがすごい!2013』。読みました? このマンガがすごい! 2013作者: このマンガがすごい!編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2012/12/10メディア: 単行本 クリック: 85回この商品を含むブログ (13件) を見る k:まぁ、ざっ…

ドラマ版『花のズボラ飯』を視聴して感じた違和感について

『孤独のグルメ』、ドラマも面白いですね。 井之頭五郎演ずる松重豊さんが、実に味のある演技をしています。孤独のグルメ 【新装版】作者: 久住昌之,谷口ジロー出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/04/22メディア: コミック購入: 59人 クリック: 1,251回こ…

Hさんへの追悼文

先日、知人のHさんが亡くなられたとの知らせを受けた。 Hさんとの間柄は、所謂「オタ友」というものだ。 詳細はまだ判らない。追って確認を取っていくことになると思う。 Hさんと初めてお会いしたのは、確か5〜6年ほど前のことだ。 当時の俺は、共通の趣味を…

とりかえばや俺物語:或いは少女マンガにおける主役の一類型についての考察

※タイトルには少なからず誇張が含まれています。それほど考察はしていないのでその点予めご了承のほどを。 『俺物語!!』が面白いです。 俺物語!! 1 (マーガレットコミックス)作者: アルコ,河原和音出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/03/23メディア: コミ…

近況報告的なもの

ご無沙汰しています。 とは言ってもこのブログ、数週間更新が滞ることも珍しくないので、あまりご無沙汰ではないと感じる方が殆どかもしれませんな。 実は8月20日から入院していました。 今日の昼頃に退院の運びとなりまして、こうして近況報告を書いている…

コミケカタログに収録されていた、「東南アジア・マンガ紀行」が面白かった

5日ほど前ですか、『コミックマーケット82カタログ』冊子版が発売となりました。コミックマーケット 82 カタログ出版社/メーカー: コミケット発売日: 2012/07/14メディア: 大型本購入: 3人 クリック: 90回この商品を含むブログ (11件) を見る コミックマーケ…

明治大学国際日本学部・藤本由香里ゼミ卒論発表会簡易レポ(2日目)

1日目のレポ記事の続きとなります。 前回同様、自分で殴り書きしたノートの断片と記憶に基づいた要約になりますので、発表者の方々の意図とは異なる解釈になっている可能性はありますので、その点はご容赦のほどを。 2日目の発表は午前10時半から。 しかしな…

明治大学国際日本学部・藤本由香里ゼミ卒論発表会簡易レポ(1日目)

今月の19・20日の2日間にわたり、明治大学に行ってきました。 国際日本学部・藤本由香里ゼミ 卒論発表会について 上記リンクをご参照戴ければ判るように、実に面白そうな内容であり、そして偶然にも両日仕事が休み。これは行かねばなるまいと向かった次第で…

『このマンガがすごい!2012』の此処がすごい!

先日、年末恒例となる『このマンガがすごい!』2012年版が発売されました。このマンガがすごい! 2012作者: このマンガがすごい!編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2011/12/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 73回この商品を含むブログ (24件) を見…

独断で選ぶ『ジョジョ』名勝負10選

まがりなりにもマンガの感想とかを書いている以上、1度くらいは『ジョジョの奇妙な冒険』のことを書かねばなるまい、『STEEL BALL RUN』の完結巻も出て『ジョジョリオン』の連載も始まったことだし・・・とか考えつつ、ちょっと仕事のほうが多忙を極めつつあ…

神話的存在と現代の日常が溶け込む奇妙な世界

今回取り上げる作品の、主役(正確には幾つかの作品のなかの主役)は次の画像の青年・健太郎になります。 (えすとえむ『はたらけ、ケンタウロス!』7ページ。) うむ、明らかに何かがおかしい。 ケンタウロスです。ヒトの上半身に馬の下半身、ギリシア神話…

『姉の結婚』というタイトルが示すものは何か

先月上旬、西炯子さんの『姉の結婚』の短めの感想を書きました。 当該記事:西炯子『姉の結婚』1巻 このところ、この作品で気になっているのがタイトルです。 『姉の結婚』。 このタイトルはどの視点からのものか、という点です。 単純に考えると、このタイ…

うめてんてーのウルトラマン

何でも、昨日から蒼樹うめさんによる『魔法少女まどか☆マギカ』同人誌の通販・委託販売が開始されたようで、かなりの争奪戦になっていた模様です。とらのあなサイトの通販ページとかはアクセス集中が凄かったようで、試しに自分も開いてみたところ大層重くな…

遂に、あのマンガを手に入れた

おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ 遂に、遂に手に入れたぞおぉぉぉぉぉぉッ! 決して手にすることはできないのではないかとまで危惧していた、あの作品をッ! 内田善美さんの、『星の時計のLiddell』全3巻をッ! 遂に、遂に手に入れることができたぁッ …

『魔法少女まどか☆マギカ』の結末は、暁美ほむらにとってはハッピーエンドかもしれない

先日遂に最終回が放映された『魔法少女まどか☆マギカ』ですが、さすがに大きな話題をさらった作品だけあり、2ch まとめ系の記事から感想・考察系のブログ記事に至るまで既に膨大な文章が書かれているようです。 そんな状況において今から自分が書いたところ…

アヘ顔ピース or ダブルピース初期事例

注意:今回の記事はエロが扱われています。従って18歳未満の方、エロ関連の話題が苦手な方は、閲覧ご遠慮願います。 最近 Twitter で度々見掛ける語句の一つに、「アヘ顔ダブルピース」があります(TLに偏りがあるためでは、という意見はさておき)。 「アヘ…

いつになったら「タイトルに偽りなし」になるのか?と思わせる作品

※幾つかの作品の内容について言及しています。ネタバレを避けたい方はご留意ください。 最近は忙しいこともあり、深夜アニメを観る本数が減っています。 そんな中、今期最も楽しみにしている作品が『魔法少女まどか☆マギカ』です。 魔法少女まどか☆マギカ 1 …

このマンガ「も」すごい!:今年のマンガを個人的に振り返ってみる(その2)

その1の続きになります。 やはりある程度ネタバレ要素を含むので、続きは収納しておきます。

このマンガ「も」すごい!:今年のマンガを個人的に振り返ってみる(その1)

仕事とかで忙しい時期が続き、気が付けば2週間ほど更新が滞っていました。 その間にあったことのひとつに、マンガ好きにとっては恒例と言えるでしょう、『このマンガがすごい!』『このマンガを読め!』といった、いわゆる「今年面白かったマンガランキング…

アニムスの「未来」とさみだれたちの未来:水上悟志『惑星のさみだれ』堂々完結

※今回の記事は相当数のネタバレを含みますので、読み進める際はご注意ください。

ほんとうの地味子の話をしよう

2010年11月現在の話ですが、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のアニメが放映中です。 容姿端麗・成績優秀・運動神経抜群と三拍子揃っていると共に実はエロゲー大好きという妹・桐乃とか、ゴスロリ服を身に纏い痛い発言も多々行う黒髪美少女・黒猫とか(…

迷える天才の自分探し:羅川真里茂『ましろのおと』

先日、羅川真里茂さんの新作『ましろのおと』1巻が発売されました。 ましろのおと(1) (月刊マガジンコミックス)作者: 羅川真里茂出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/10/15メディア: コミック購入: 4人 クリック: 82回この商品を含むブログ (87件) を見る …

『阿呆鳥の唄』は、現代に甦った『プロゴルファー猿』だ。

ゴルフマンガ作品は、けっこうな数にのぼるであろうと思われます。現在連載中のものですと『風の大地』『黄金のラフ』『KING GOLF』とかでしょうか。『ゴルフ13』や先頃完結した『へ〜ん○しん!!』は果たしてゴルフマンガの範疇に入れていいものかどうか判り…

今こそ、改めて振り返ってみよう。モーニング娘。を

最近は仕事とマンガに忙殺される日々が続き、芸能関係の話とかは殆ど判らなくなってしまっています。 オタク界隈(?)ではどうやらAKB48とかが人気があるらしい、という話を辛うじて聞き齧っている程度です。秋元康氏がプロデュースをしている多人数ユニッ…

「黒髪への愛を叫ぶ」という行為について徒然と考えてみる

水星さん家の管理人水星さん(id:mercury-c)が、9月6日は黒髪ロングの日とのことで企画を立てています。 【募集】黒髪ロングイベント開催のお知らせ そんな訳で自分もそれに乗っかってみようと思います。 それにしても、考えてみれば不思議な話です。黒髪ロ…

本日の矢吹サン(『迷い猫オーバーラン!』小ネタ集その2)

先日、矢吹健太朗さんが作画を担当しているマンガ版『迷い猫オーバーラン!』2巻が発売されました。 迷い猫オーバーラン! 2 (ジャンプコミックス)作者: 矢吹健太朗,ぺこ,松智洋出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/09/03メディア: コミック購入: 12人 クリ…

『アイアムアヒーロー』の独特な視覚効果覚書

先日、花沢健吾さんの『アイアムアヒーロー』4巻を読みました。 アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス)作者: 花沢健吾出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/08/30メディア: コミック購入: 10人 クリック: 143回この商品を含むブログ (71件) を見る 連載開…

絶望の向こうに:上野顕太郎『さよならもいわずに』

少し前に、上野顕太郎さんの新作『さよならもいわずに』を読みました。 さよならもいわずに (ビームコミックス)作者: 上野顕太郎出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2010/07/24メディア: コミック購入: 24人 クリック: 450回この商品を含むブログ (12…

鬼頭莫宏『のりりん』の表現力(或いは言語化能力)には惚れ惚れする

先日、鬼頭莫宏さんの新作『のりりん』を買いました。 のりりん(1) (イブニングKC)作者: 鬼頭莫宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/23メディア: コミック購入: 22人 クリック: 529回この商品を含むブログ (75件) を見る 主役の丸子一典は何らかの理由…

『Fの森の歩き方』に収録された、藤子先生の名言

今日、藤子・F・不二雄大全集の別巻『Fの森の歩き方』を購入しました。 藤子・F・不二雄大全集 別巻 Fの森の歩き方 藤子・F・不二雄まんがワールド探検公式ガイド作者: 藤子・F・不二雄,『藤子・F・不二雄大全集』編集部出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010…

平野耕太『ドリフターズ』の、異世界の文字を解読する

平野耕太さんの新作『ドリフターズ』1巻が先日発売されました。 ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)作者: 平野耕太出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2010/07/07メディア: コミック購入: 31人 クリック: 1,173回この商品を含むブログ (289件) を見る…

40年前に描かれた「超弩級」な人たち

遅ればせながら、東毅さんの『超弩級少女4946』を読みました。 超弩級少女4946 1 (少年サンデーコミックス)作者: 東毅出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/09/17メディア: コミック購入: 5人 クリック: 70回この商品を含むブログ (32件) を見る 主人公・飛…

純白を身に纏う女性・付け足し

先日、白い服を身に纏った女性は美しいのだという内容の記事を書きました。 それの補遺といいますか、巻末資料的な内容です。 当該記事:純白を身に纏う女性を讃えよ サマーウォーズ [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2010/03/03メディア: DVD購入: 56人…

純白を身に纏う女性を讃えよ

昨日、「コンプティーク」2010年7月号を購入した。 主に単行本でマンガを読む自分が、雑誌を買うことは極めて稀である。加えて当該雑誌は自らの観測範囲からは少なからずかけ離れたものと言える。にも関わらず、この号は購入している。その行為に至らしめた…

iPadでマンガを読んでみた

何日か前のことになりますが、iPadを購入してしまいました。(^ω^) これまで据え置き型のPCしか持っていなかったので、ノートパソコン代わりの意味合いが強いです。 ゆくゆくは scansnap とかも購入して、主に仕事関係の書類みたいなものをPDFにしてぶち込…

ハロルド作石先生が文学史のミステリーに挑む:『7人のシェイクスピア』

先日、ハロルド作石さんの新作『7人のシェイクスピア』1巻が発売されました。 7人のシェイクスピア 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)作者: ハロルド作石出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/05/28メディア: コミック購入: 2人 クリック: 87回この商品を含む…