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時折マンガの話をします。

ポーツマス交響楽団の名を広めたいのですよ

とは言っても、僕もつい先日初めて知ったのですが。(´ω`;)

5月6日に、新宿のロフトプラスワンで開催されたトークライブ「日本トンデモ本大賞前月祭」に行きました。
トークを担当する方々がそれぞれトンデモ物件(主に映像)を持って来て、それを鑑賞しつつ作品へのコメント・ツッコミ等をしていくイベントです。
ダイナマン』や『マイティジャック』といった一昔前の特撮番組とか『ナショナルジオグラフィック』の超常現象を取り扱った回とか、或いはオタク的に最近最も熱いNHKBS2の番組とか某有名ドッジボールマンガを許可を取らずに実写化した韓国のドラマとか、いずれも興味深く且つ笑わせて戴きました。

そんな中で最も面白かったのが、タイトルに挙げた「ポーツマス交響楽団」です。
イギリスに実際にある楽団とのことです。
YouTube で演奏のメドレーを見つけたので、まずは聴いてみてくださいな。

最初に聴いたときは腰が砕けるかと思いました。

絶妙に裏返る音。
調和と対極にあるタイミングのズレ。
何れの曲も素晴らしいです。会場内には笑い声が耐えませんでした。

いったいこの「ポーツマス交響楽団」とは何なのかというと、まったくの素人に楽器を買って来させて、1週間くらい練習させて演奏させたのだそうです。
いわゆる前衛音楽的なもののようです。ジョン・ケージの影響とかもあるのでしょうか。
ブライアン・イーノとかマイケル・ナイマンとか超有名ミュージシャンも参加していたらしいのですが、それらの人には普段使っている楽器以外のものを使ってもらったようです。

上に貼った YouTube でもある程度お判り戴けたかと思うのですが、惜しむらくは幾分上達してしまっている(と思われる)点です。
メドレーのなかにある「ウィリアム・テル序曲」や「美しく青きドナウ」とかは、イベント内で流したものに比べると明らかに巧いのですよ。もっとテンポが遅く、音もずれていたと思います。


これ、CDで出たら絶対買うんですけど、どこか復刻してくれないですかね。(´ω`)