マンガLOG収蔵庫

時折マンガの話をします。

マンガのジャンル分布を作成してみる

僕はある程度はマンガ好きのつもりですが、あらゆるジャンルに精通している訳ではありません。読んでいない作品は星の数ほど存在します。雑誌の数だけで200〜300くらいは存在する筈ですから、当然のことと言えるでしょう。


マンガというジャンルを巡る諸状況はどうなっているのか。
ふとそんなことが気になりまして、暫定的に作成したところ次のようになりました。



comicsgenre.jpg 直
(大きいサイズの画像ファイルはこちらです。)


何やら訳の判らない事態に陥ってしまいましたが、これでもかなり簡略化しています。
幾つか説明が必要な箇所がありますので、以下に記載しておきます。


まずは矢印について。3色の矢印がありますが、それぞれ指すものが異なります。


水色の矢印は、情報の流れを表しています。
2次創作の題材になったり、アニメやライトノベルのコミカライズであったり、アニメ化であったりです。


赤色の矢印は、作者さんの流れです。
どのジャンルから別のジャンルへ移動して作品を描くか、という傾向を示しています。
矢印が双方向なら比較的自由に行き来している、一方向なら戻ることは少ないという意味になります。


紫色の矢印は、読者の流れです。
どういうふうに他ジャンルのマンガを読むようになるか、という流れです。


四隅に引いてある直線は、言うならば高い壁ですね。(´ω`)
全体的に、外側に行けば行くほど特化した(或いは濃い)ジャンルになるように配置したつもりです。



とは言え、簡略化した故に甚だ不完全なものであることは承知していますし、実際のところ主観や憶測に近いものも入り込んでいます。
例外はそれこそ無数に存在しますし。*1
本来なら読者年齢層も加味した図を作りたいところですが、それにはZ軸が必要になりますし、それは自分の知識では困難ですね。
正直なところ、よく判らない箇所も多数あります。


これは違うのではないか、ここはこうではないか、と言ったご意見賜ることができるなら幸いです。

*1:例を挙げると、上の図では青年誌とかから少年誌という流れは殆ど存在しないことになりますが、大高忍さんはYGで『すもももももも』を描いた後にサンデーで『マギ』を連載しています。