マンガLOG収蔵庫

時折マンガの話をします。

「常識」のズレが面白い。『おたくのヨメちゃん』

夏コミ同人誌の紹介、もう少し続きます。
今回紹介するのはこちらです。



『おたくのヨメちゃん』(サークル:パンツがあればいーのだ。)


大手マンガ感想系サイト*1マンガがあればいーのだ。管理人たかすぃさん(twitteriinoda)のサークルです。


たかすぃさんと「ヨメちゃん」の新婚生活〜出産〜子育ての日々がつぶさに(或いは赤裸々に)描かれています。


おのれ惚気か口惜しいかくなる上は棘付き肩パッド・モーニングスター・ボウガン・火炎放射器装着の上でトライク(三輪バイク)に乗り込んでたかすぃ家を襲撃しヨメちゃんとやらには当て身を喰らわせて肩に担いで(その際は特別に肩パッドは外してやろう)悠然と走り去ってくれるわ(#゚Д゚)ヒャッハー



(この映像はイメージです。)



さてこの『おたくのヨメちゃん』、読むと思わずニヤリとさせられる箇所が少なからずありますね。
「ヨメちゃん」はいわゆる一般人な訳ですが、一般の方とオタクの感覚(或いは常識)のズレが鮮やかに描き出されています。
マンガがダンボールで30箱以上あるというのは異常らしいですよ。・・・そういえば昨年末に引っ越した際、マンガを含めた全書籍合計でダンボール60箱くらいになったのですが、親と姉はドン引きしていた気がしますなぁ・・・。(遠い目)
あと、文章読み飛ばすらしいですよ。たかすぃさんがヨメちゃんに薦めたのが『娚の一生』というのがまた素晴らしいのですが、2巻までを10分で読み終えたそうですよ。あの年齢を重ねた故の心理というか、言い回しの妙とかは自分のような未熟者にはけっこう時間を掛けないと咀嚼できなかったのですが、あまり気にせず読み飛ばすらしいのですよ。じっくりとコマの演出を味わったりって、特殊らしいですよ。
エロの基準も違うようですよ。どうやら自分の家にあるものはグロに分類されかねないほど、基準は厳しいらしいですよ。


こういう認識のズレは、周りがそういう人間ばかりだとつい忘れがちなので新鮮に感じますな。
読んでいて実に面白かったです。



あと余談ですが、この同人誌が作られたきっかけが、痕跡症候群管理人の水瀬さんにけしかけられたとのことで。いったい何を暗躍しているのですか。(´ω`)


といったところで、今回はこのあたりにて。

*1:最近更新が少ないのが残念なところです。充実しているのでしょうなぁ・・・。