一般向からBLに行ったマンガ家
昨日、中村明日美子さんの新刊『空と原』を読みました。
- 作者: 中村明日美子
- 出版社/メーカー: 茜新社
- 発売日: 2012/05/19
- メディア: コミック
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ハラセンは、萌えキャラですなぁ。( ゚∀゚)
枕で顔を覆い隠してジタバタするところとか、実に良いではありませんか。
丁度というか何といいますか、ここのところBL関連の記事が続いています。
今回はその続きとなります。3部作完結編、といった趣ですな。
取り上げるのは、一般向出身(恐らく)で、その後BLを描き始めた方です。例によって取り上げるのはごく一部で、漏れも多数ありますが、その点はご容赦の程を。それでは始めてみます。
- 作者: 那州雪絵
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2000/12/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 那州雪絵
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2003/09/25
- メディア: コミック
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- 作者: 那州雪絵
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 1999/12/01
- メディア: コミック
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まずは有名どころから。那州雪絵さんと言えば、名作と名高い『ここはグリーン・ウッド』の作者として知られていますね。そして近年ではもう一つの代表作と言えるでしょう、『魔法使いの娘』を描いています。その続編『魔法使いの娘ニ非ズ』が現在連載中ですね。
さて、その那州雪絵さんですが、wikipedia の略歴をご覧になると判るのですが、1995年の『月光』連載終了から2002年の『魔法使いの娘』連載開始まで、約7年間の空白があるのですね。主にその期間、新書館のBL雑誌「Dear+」でBL作品を執筆しておられます。単行本は4冊ですかな。
最初は白泉社で描いていたのが、現在は新書館で描いているのは、そのあたりに理由があるののかと。
- 作者: もんでんあきこ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/02/19
- メディア: コミック
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その男、タカ 1―加藤鷹ゴッドフィンガー伝説 (プレイボーイコミックス)
- 作者: もんでんあきこ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/03/17
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- 作者: モンデンアキコ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/05/29
- メディア: コミック
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少女マンガの『アイスエイジ』から、AV男優の加藤鷹氏を主役に据えた自伝(?)マンガ『その男、タカ ゴッドフィンガー伝説』に至るまで、幅広いジャンルの作品を手掛けているもんでんあきこさん。
そのもんでんあきこさんが、2010年あたりからBLにも進出しています。BLの際は、モンデンアキコ名義、つまりカタカナ表記になっていますね。
BL初単行本『1円の男』は、その年の「このBLがやばい!」で4位にランクインしています。
- 梅沢はな
- 作者: 梅沢はな
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2002/11
- メディア: コミック
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- 作者: 梅沢はな
- 出版社/メーカー: コアマガジン
- 発売日: 2004/12/17
- メディア: コミック
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梅沢はなさんは「ステンシル」で連載をしていたのですが、例のエニックスお家騒動というやつで雑誌が休刊・分裂という騒ぎとなりました。
その後ですが、コアマガジンから出版されているBL雑誌「drap」で、『愛と欲望は学園で』の連載を始めます。この作品は8年くらい続きまして、昨年堂々完結。単行本は全12巻です。自分の知る限り、drapコミックス最長連載作品です。のみならず、全BLレーベルを通じても、かなり長い部類に入ります。BLに転向して大きな花を咲かせたと言えるでしょう。薔薇の花でしょうか。
- 番外編:米倉けんご
ピンクスナイパー (メガストアコミックスシリーズ No. 4) 米倉 けんご コアマガジン 2001-12 by G-Tools |
Boy's LOVE (ボーイズラブ) 2012年 04月号 [雑誌] ジュネット 2012-03-14 by G-Tools |
エロマンガをある程度読んでいるならば、米倉けんごさんのお名前はご存知かと。
その米倉けんごさん、一昨年あたりからでしょうか、BLにも進出しておられます。尚、BLを描く際は米鞍賢五名義となっています。
『ピンクスナイパー』の同人誌ではBL展開の作品も描いており、その同人誌の後書きで「エロは好きだがホモも好きだ」といった発言もされていましたので、自然な流れと言えば自然な流れです。
米鞍賢五さんデザインの「抱かれ枕」が話題になったこともありましたね。
- 参考:「Boy's LOVE」12月号の応募者全員サービスが前代未聞すぎて感動すら覚えるレベル(カフェオレ・ライターさん)
- 米鞍賢五さんのブログはこちら:yoneken.net/boys
まだ他にも多くの方がいらっしゃるかとは思いますが、とりあえずはこのあたりで一区切り。
といったところで、本日はこのあたりにて。
先日の記事の追補編みたいなものを、後日書く予定です。
追補編はこちら。