マンガLOG収蔵庫

時折マンガの話をします。

コミティア戦利品報告:評論編

引き続きコミティアでの戦利品の紹介とか感想とか。
今回は評論系同人誌を。



面白漫画倶楽部同人誌 vol.1』(サークル:WAIWAI スタジオ)
ブログはこちら:面白漫画倶楽部ブログ

ロフトプラスワンで年に数回開催されるトークライブ「面白漫画倶楽部」の同人誌版です。
普通は取り上げられることがないようなマンガをどこからか探し出してきては面白可笑しく紹介していく内容になっています。
ブラジルのマンガとか香港のマンガとか、いったいどうやって探し当てるんだろう・・・?
香港の宗教マンガはかなり読みたいです。



『忍者心得』(サークル:無極庵

これを読破すれば忍者への道が一歩近付きます。
忍びの条件・分類から始まり、所持品・扮装・忍術の分類・屋敷への潜入方法・密通者のつくり方・城への潜入・忍具(手裏剣等)の詳細な図解に至るまで内容は多岐に亘っています。
これを買う際試し読みさせて戴いたところ、売り子をしていたおじさんが大変気さくに、懇切丁寧な説明をしてくださいました。
無極庵さんは忍者以外にも、各種神話・宗教等の同人誌を出しておられます。それらも気になるところです。



『乙女路線』(サークル:randam_butter

テーマは「乙女」。(´ω`;)
後書き(?)の「三十路の男が乙女になるということ」とか読むと、作者のイノウエさんは天才に違いないと思う次第。(因みにイノウエさんのブログはこちら:randamHEXA
この同人誌に付いてきたペーパー「イノウエの近況」でもそうでしたが、何か突飛な発想をそのまま掘り下げて展開していく文章に痺れます。桜玉吉さんに比肩すると言っても言い過ぎではないかと思うのですよ。

因みに写真右側の、一目見ただけで魂を揺さぶられる表紙の同人誌は「蛮族」をテーマとした同人誌『バルバロイ』。昨年冬コミの新刊です。コミティアでの見本誌コーナーでも無闇に目立っていました。
2冊目を買ってしまいましたよ。( ゚∀゚) ヒャッハー!

バルバロイ』表紙右下には「Buy or Death!」と書かれています。
買わないと死んでしまうのです。恐らくは表紙に描かれているような蛮族がやって来て、状況が理解できず唖然としているうちに手斧を頭部に叩き込まれ、崩れ落ちる僕の腹部に兜から伸びた角が突き付けられ、蛮族は僕の身体を首の力だけで頭上へと持ち上げてしまうのでしょう。
僕はまだ死ぬのは勘弁願いたいので買わずにはいられない訳です。
僕が蛮族であれば奪えば済む話なのですが、返り討ちに逢うのがオチなので買うことにします。


後半よく判らない文章になりましたが、いずれもお薦めですよ。