マンガLOG収蔵庫

時折マンガの話をします。

『Jc.com』1号

JC.COM Vol.1

JC.COM Vol.1


いちおう雑誌ということなんでしょうが、村田連爾さん描く女の子二人以外の情報を可能な限り抑えて表紙のデザインが為されています。ぱっと見は単行本かアンソロジーに思える、凝った装丁が特徴ですね。


佐藤ショウジさんの『FIRE FIRE FIRE』*1は犯罪とかが至る処にはびこっているような、九龍城的な雰囲気になっている未来を舞台にした活劇となるようです。相変わらずこの方が描く女性にはエロさがあって素晴らしいです。
竹内桜さんの『赤龍の乙女』は伝奇モノかな?ストーリー的にはいちばん面白かったかも。
上山徹郎さんの『ミツヨシ』は、続き物なので未読の自分には少々乗り切れなかった部分あり。*2再開を機に新装版とか出ないかな。
藤原カムイさんの『ROOTS』は自伝的内容の作品のようです。134ページにさりげなく描かれている「マンガ家の樹形図」が実は大変な労作だと思います。
『Le Petit Monde』は日本の方が描いているバンド・デシネ(早い話がフランスのマンガ)という変わり種。あとでじっくり読む予定。


と、久し振りに作品ごとに軽く感想を書いていました。

*1:「トリプルファイヤー」と読むようです。

*2:粗筋を掲載したりして、フォローはされてはいるのですが。