仕事が休みだったので、ふと思い立って鎌倉へ行ってきました。
出発前に駅前の書店でマンガを買い込んで、それを読みながら電車に揺られること数十分。
昼頃に鎌倉へ到着。
さすがは古都と言うべきか、鎌倉は多くのマンガ作品の舞台にもなっています。
『海街diary』とか有名ですし、夏からアニメ放映が決定している『青い花』もそうですね。
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鎌倉駅西口。
記憶を頼りに撮影したので不安もありましたが、ある程度構図は合っていたので一安心です。
本来なら舞台のモデルとなった場所を検証しては捜す、いわゆる聖地巡礼みたいなことをやるのが真っ当な(?)オタクなのかもしれませんが、何せ突発小旅行なので調べる時間とかもありませんでした。それは次の機会に譲るとして、今回の目的地へ向かいます。
駅西口を出て直進。
トンネルを2つ抜けて、2つ目と3つ目のトンネルの間にある十字路を左折します。
この長い一本道をひたすら直進。
因みに道中、それこそ『青い花』の杉本先輩の家のような立派な邸宅が幾つも見受けられました。そして見えてくる十字路を標識に従ってUターンするように右折すると、
目的地、高徳院に到着です。鎌倉大仏がある処。
隣には武器屋の山海堂もあります。
入場料200円を払って中へ。
お香の匂いを満喫しながら、参拝してみたり胎内参観(大仏内部の見学:参観料20円)してみたり。
海外の旅行者とか、季節柄修学旅行生も多く見掛けました。お約束とも言える、何故か木刀を買っている中学生もいましたね。
僕もお約束は好きなので印籠を購入。
・・・と、単に参拝のみが目的で来た訳ではありません。
最大の目的は、ここでマンガを買うことです。
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随分前に『本屋にはないマンガ』を立ち読みした際*1、ここで販売している仏教マンガがあるといった記述*2を目にして、気になっていたのです。
大仏横の販売所で、それらしいのを買ってみました。
- 写真右:指導・監修:文学博士 増谷文雄/原画:中村ひろし『法然さま』(青山書院)
- 写真左:Rev. Ryowa TAKAHASHI(Illustrations by Tasashi KATO),THE LORD BUDDHA,(Daidosha)
『法然さま』のほうは紀伊国屋とかでも売っているようです。内容は浄土宗開祖・法然上人の伝記。「教育まんが」というやつですね。初版発行は何と昭和32年。隠れたロングセラーと言えるかもしれません。
THE LORD BUDDHA はシッダールタの誕生から涅槃までを描いた英文の伝記まんがです。
恐らく子供向なのでかなり平易な英語で書かれているものの、やはり僕のような人間はかなり難儀します。
個人的に最も気になったのは、生まれたばかりのシッダールタは頭に瘤のようなものが付いていて、青年時代だとそれが無くなり、菩提樹の下で苦行を積んだ後でまた瘤ができている点です。苦行後のほうがふくよかなのもちょっと気になります。
・・・と、1時間くらいは院内を散策していたでしょうか。
心も洗われるというものです。
清々しい気分で高徳院を後にし、再びマンガを読みつつ、帰りの電車に揺られます。
そして帰り道に秋葉原で途中下車。
家の近くの本屋で見掛けなかった『海人ゴンズイ』と『マコちゃん絵日記』を購入し、満ち足りた気分で家路へとついたのでした。
という訳で、鎌倉小旅行レポートはこのあたりにて。