- 作者: 野村亮馬
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/21
- メディア: コミック
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地球外生命体が半ば日常的に見受けられるようになった世界での、外生生物警備課の日常を描いていた作品です。この巻にて完結。
もう少しこの、少し奇妙な日常を読み続けたかったという思いはありますが、良い終わらせ方であったと思います。切なさを滲ませつつも、深い余韻を残すと言いますか。
グレッグ・イーガン『ディアスポラ』の結末に少し似ている、と言うのは大袈裟に過ぎますかな?『ディアスポラ』が自発的な選択であったのに対し、『ベントラーベントラー』は否応なくの結果という違いはありますけどね。