2011/09/06:マンガ関連ツイート
@m_kikuchi_log: 会田薫『梅鴬撩乱 −長州幕末狂想曲−』1巻:幕末期長州藩の遊郭で生きる、間抜けながら芸達者の此の糸と、器量良しながら芸はからきしの琴乃。そこに高杉晋作を始めとする長州藩の志士たちが交錯する。三味線を弾く此の糸の躍動感。そして彼女らが如何に維新期を生きるのか、今後も期待の一作。
2011-09-06 23:11:58 via web
@m_kikuchi_log: 西炯子『兄さんと僕』:脱サラして落語家の元に弟子入りした男と、その噺家一門が繰り広げる日常。主人公・正直は作中で散々「間抜け」と書かれるが、確かに日常生活に支障を来しかねないレベル。同姓同名の死亡記事で自らを死んだと思い込む第七席や兄弟子の新しい高座名を考える話は落語そのもの。
2011-09-06 22:56:37 via web
@m_kikuchi_log: 緑川ゆき『愛蔵版 蛍火の杜へ』:妖怪が住むと伝えられる山神の森で道に迷った少女・蛍と、その森に住む人ならざる少年・ギンの、長い時間を掛けて心を通わせていく様子が、切なくも優しく描かれている。『夏目友人帳』の原型とも言える作品。愛蔵版には表題作の特別編(描き下ろし)も収録。
2011-09-06 22:44:51 via web