マンガLOG収蔵庫

時折マンガの話をします。

2018-01-01から1年間の記事一覧

山岸くんのこと

「錬金場」というサイトがあります。 ジャンル的に分類すると、マンガ・アニメ等のレビューサイト、感想系サイトといったところでしょうか。いちおう、自分のブログもそれに分類されますね。 「錬金場」は、『テニスの王子様』や『魔法先生ネギま!』の感想…

ポルポの指とは何だったのか

『ジョジョの奇妙な冒険』第5部のアニメが放映中です。 ジョジョは第5部が最もお気に入りです。スタンドバトルと頭脳戦・心理戦が実に良い塩梅に組み合わされていて、洗練されていると思うのですね。個人的に、名勝負がいちばん多いのが5部だと思っています…

『へうげもの』調査報告:各話のページ数について

今月初め(10月2日)に旅行で京都に赴いた際、『へうげもの』に所縁のある場所を何箇所か訪れました。 それを機に全巻読み返してみて、実際の風景と近い箇所を引用してみたりもしたのですが、その際に気付いたことがあります。

鳥取・京都探訪 3日目:古田織部の足跡を訪ねる

鳥取・京都を巡る旅行、3日目の続きです。 龍谷ミュージアムで「水木しげる 魂の漫画展」を鑑賞したあと、向かった先は祇園です。 せっかくだから、マンガやアニメに出てきた箇所を散策したい、京都はいろいろな作品の舞台になっているのでよりどりみどりだ…

鳥取・京都探訪 2〜3日目:京都・龍谷ミュージアムへ

鳥取・京都を巡る旅行、2日目の続きです。 水木しげるロードを存分に愉しみ、次の目的地へ行こうと境港駅へと向かいました。 水木センセイの妖怪画の原点と言われる「六道絵」がある正福寺に行ってみたい、幼少時の水木センセイがのんのんばあに連れて行って…

鳥取・京都探訪 2日目:境港・水木しげるロード

鳥取・京都を巡る旅行、2日目の記録です。 8時頃、朝食時間を知らせる内線電話で起床(少々寝過ごしました)。 いそいそと着替えて、朝食会場へと赴きます。 View this post on Instagram A post shared by Instagram食糧庫 (@camelmk) 宿泊場所から少し離れ…

鳥取・京都探訪 1日目:チャーミーと遥かな町へ

先日、幸いにも3連休を得る機会に恵まれましたので、前々から行きたいと思っていた鳥取旅行を敢行しました。 今年5月に「水木しげる漫画大全集」全103巻(+別巻・補巻各5巻、合計113巻)全巻完結したのは未だ記憶に新しいですが、水木センセイ好きの端くれ…

部屋の改造計画 ①

本好きの宿命といいますか何といいますか、部屋が本で溢れています。 日々、生活空間を本が侵食していく状態ですね。1年くらい前から、物理的にこれ以上増えるのは厳しいと判断し、少しずつ電子書籍に移行してきています。本は可能な限り厳選して、あとは ki…

『神々の山嶺』回想シーンの演出について

ネット上は hagex氏の痛ましい事件に関する記事に覆い尽くされている感がありますし、名状しがたい感情が燻っているのも確かではありますが、自分はいつものようにマンガのことを何か書こうかな、と思います(とは言っても最近は更新頻度も非常に低い訳です…

『よつばと!』調査報告:スクリーントーンの使用傾向と変遷について

先月末、『よつばと!』最新14巻が発売となりました。 よつばと!(14) (電撃コミックス) 作者: あずまきよひこ 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/04/28 メディア: コミック この商品を含むブログ (34件) を見る 【Amazon.co.jp限定】 「よつばと!」1-1…

「月刊MdN」2018年5月号のポプテピピック特集を読んでみた

タイトルのとおりです。 コミックナタリーの記事とかで知っている方も多いかと思いますが、4月6日に発売のデザイン雑誌「月刊MdN」2018年5月号にて、「ポプテピピックの表現学」と題された60ページに及ぶ特集が組まれています。 月刊MdN 2018年5月号(特集:ポ…

こうの史代さんの新刊はマンガ表現を題材にしたマンガ。『ギガタウン 漫符図譜』

1月中旬のことになりますが、こうの史代さんの新刊『ギガタウン 漫符図譜』が発売されました。 ギガタウン 漫符図譜 作者: こうの史代 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2018/01/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る こうの史代さ…

「生賴範義展 THE ILLUSTRATOR」簡易レポ

1月6日〜2月4日にかけて、上野の森美術館で「生賴範義展 THE ILLUSTRATOR」が開催されています。 上野の森美術館 - 展示のご案内 - 生賴範義展 生賴範義 展 (@Noriyoshi_Ohrai) | Twitter 生賴範義氏については、知っている方は自分より遥かに詳しいかと思い…

謹賀新年+α

明けましておめでとうございます。 昨年は、と言ってもここ数年ずっとではありますが、仕事のほうが何かと忙しく、数ヶ月更新が滞ることも珍しくないという状態でした。そのため、最新記事が『黄昏流星群』のやつになってしまいトップページに延々とおっさん…