BLと一般向で名義を変えているマンガ家
先日、以下の記事を書きました。
それなりに多くの方がお読みくださったようで、ありがたい限りです。
twitter とかで幾つか言及がみられたり。ただ自分の未熟さ・ならびに遅筆等もあり、取り上げられなかった作家さんが多数いるのも確かです。それを受けるかたちで・・・という訳でもないのですが、前回の記事の続きのようなものを書こうかと。
今回は、タイトルどおり、BLと一般向で名義を変えている作家さんです。
という訳で、早速始めてみます。
- 作者: basso
- 出版社/メーカー: 茜新社
- 発売日: 2005/05/14
- メディア: コミック
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- 作者: オノナツメ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/12/27
- メディア: コミック
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有名どころとしては、やはりオノ・ナツメさんでしょうか。
BLでは、basso名義で作品を発表しています。
BL・一般共に、イタリアを舞台にした作品が多かったのですが、最近は日本の話(時代物中心)が多くなってきていますね。嗜好・関心が少しずつ変わってきているのでしょうか?話の傾向によって、絵柄を分けているのも特徴でしょうか。個人的な印象では、舞台の空気を味わって欲しいような作品は2頭身キャラになっているような。
- さくらあしか(極楽院櫻子)
- 作者: さくらあしか
- 出版社/メーカー: ジュネット
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: 文庫
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- 作者: 極楽院櫻子
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2005/06/25
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ナイスバディな女性たちのバトルが繰り広げられる『セキレイ』。アニメ化もされた作品なのでご存知の方も多いかと思いますが、作者の極楽院櫻子さんは、さくらあしか名義でBL作品を描いています。・・・まぁ極楽院櫻子名義で描いている作品もありますので、厳密に区別しているという訳ではないようです。最近は一般向に専念していますね。
- 山葵マグロ(東山和子)
- 作者: 山葵マグロ
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2006/10/10
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- 作者: 木下さくら,東山和子
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ずいぶん前になりますが、アニメ版『tactics』を事前知識ゼロで観た際、「何ともBLっぽい作品だな」と感じたものです。
原作は木下さくらさん・東山和子さんの共著というかたちですが、東山和子さんのほうは、BLを描く際に別名義を使用していますね。
因みにこのお二方、ご一緒に同人活動もされているのですが、*1木下さくらさんの同人名義は「山葵カツオ」。この名義の商業誌はどうやら無さそうです。
- 簗緒ろく(枢やな)
Glamourous lip (光彩コミックス Boys Lコミック)
- 作者: 簗緒ろく
- 出版社/メーカー: 光彩書房
- 発売日: 2006/01/24
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- 作者: 枢やな
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
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『黒執事』の作者・枢やなさんも、簗緒ろく名義でBL作品を描いています。
正確には「描いていました」ですかな。BLの単行本は上に挙げた1冊のみで、現在は『黒執事』に専念されていますので。因みにこの名字、ぱっと見だと何と読むのか判りづらいのですが、「やなお」です。一般向の名義に、名残が残っているという訳ですね。
それにしても、シエルの許嫁・エリザベスが可愛くて困ります。いやおっさんはロリではな(以下略)
- 作者: 枢やな
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2011/12/27
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他に思い付くのは、松山花子(九州男児)さん、小鳩めばる(猫西めぐ)さん、松本ミーコハウス(御徒町鳩)さん、佐々倉コウ(ヤマダサクラコ)さん、琥狗ハヤテ(朱鱶マサムネ)さんあたりでしょうか。このあたりの方々になると、まだ一般向への露出が少なめだったり掲載誌がマイナーだったりするかと。
まだ他にも、自分の知らない方が多数いらっしゃるかもしれませんね。
といったところで、本日はこのあたりにて。
まだBL関連の話題は続くかと思います。
続きはこちら。