新刊が出るまでに時間が掛かったマンガまとめ
今月末、『よつばと!』の久し振りの新刊が出ますね。
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2015/11/27
- メディア: コミック
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12巻が出たのが2013年3月上旬なので、だいだい2年9ヶ月ぶりの新刊となります。
ずいぶんと待った気がしますね。
で、ふと思ったのですが、最近「◯年△ヶ月ぶりの新刊!」的な触れ込みを、比較的多く目にするようになった気がします。ちょっと気になったので、「新刊が出るまでに掛かった時間」が長かったマンガをまとめてみました。いちおう基準として、1年半以上掛かったものを取り上げています。
- 作者: 三浦建太郎
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2013/03
- メディア: コミック
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まずはこちら、『ベルセルク』。いきなり大物がきたという感じです。
描き込みの多さとかその他諸々の要因とかがあるのでしょう、現時点での最新刊である37巻は、前の巻が出てから1年半経ってからの刊行となりました。因みに37巻が出たのは『よつばと!』12巻とほぼ同じ時期なので、次の巻が出ると自動的にこの記録は更新されます。
冨樫義博『HUNTER×HUNTER』28巻:1年7ヶ月
- 作者: 冨樫義博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/07/04
- メディア: コミック
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続けてはこちら、もはや様式美にもなりつつある冨樫先生です。
休載期間が極端に伸び始めた「キメラアント編」の終盤、王とネテロ会長との対決が描かれる巻が、前の巻が出てから1年7ヶ月の期間が空きました。『ベルセルク』と同様に、最新刊となる32巻が出たのは2012年末なので、もうすぐ3年、やはり新刊が出たら記録更新と相成ります。
- 作者: 平野耕太
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2014/10/27
- メディア: コミック
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そしてヒラコー先生。
歴史上の英傑たちが異世界にて繰り広げる国盗り大活劇『ドリフターズ』。
最新刊4巻が、3巻が出てから1年7ヶ月後の刊行。『HUNTER×HUNTER』とほぼ同じ期間です。
因みにヒラコー先生、『HELLSING』においても最も時間が掛かってほぼ同じくらい。約1年半を目安に考えて良いのかもしれません。
- 作者: 岩明均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: Kindle版
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- 作者: 岩明均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/05/22
- メディア: コミック
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次に控えるは、岩明均さんの大傑作『ヒストリエ』です。
最新刊9巻の展開は、読んだ際に脳から謎の物質がビシバシと溢れてくるような感覚がありました。変な声まで出そうになりましたね。
綿密な考証が為されているのでしょう、刊行ペースは非常にゆったりとしています。
しかし待つに値する、この作品のためなら幾らでも待つぞ、と思わせる内容です。
船戸明里『Under the Rose』8巻:2年3ヶ月
Under the Rose (8) 春の賛歌 (バーズコミックス デラックス)
- 作者: 船戸明里
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2013/12/24
- メディア: コミック
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ここから2年超え。
まずは船戸明里さんによる、ヴィクトリア期の上流階級に属する家族と、そこにガヴァネス(家庭教師)として雇われた女性を中心に描かれる愛憎劇『Under the Rose』です。
今月の24日に久し振りの新刊が、これまた1年11ヶ月ぶりに発売されるのですが、7巻が出てから8巻が出るまでには2年3ヶ月の期間が空きました。
萩原一至『BASTARD!!! -暗黒の破壊神-』23巻:2年11ヶ月
BASTARD!!-暗黒の破壊神-(27)(ジャンプコミックス)
- 作者: 萩原一至
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/03/19
- メディア: コミック
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そして次はこちら、萩原一至さんの『BASTARD!!! -暗黒の破壊神-』です。
上の画像は最新27巻、『ベルセルク』や『HUNTER×HUNTER』と同様、次に新刊が出れば自動的に記録更新と相成る訳ですが、現時点でいちばん期間が空いているのは22巻〜23巻の間となります。近い時期に「完全版」が刊行されていて、大幅な加筆修正をしていたようなので、それも関係して刊行が伸びていたのかもしれませんね。
- 作者: 大友克洋
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/11/26
- メディア: コミック
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大幅な加筆訂正と言えば忘れてはいけない、大友克洋さんの代表作『AKIRA』。
雑誌掲載時と単行本では、描き込みがまるで異なっています。*1
個人的な感覚では、最終巻6巻が出るまでえらい時間が掛かっている気がしていたのですが、改めて調べてみると、4巻〜5巻までの期間のほうが長いことが判明。1〜5巻までは比較的短い期間で読んだ故の錯覚でしょうね。
まぁ、6巻も5巻が出てから2年以上掛かっていますが。
シャーマンキング 完全版 26 (26) (ジャンプコミックス)
- 作者: 武井宏之
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/03/04
- メディア: コミック
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このあたりから、ちょっと特殊な事例が出てきます。
その1つ目、「打ち切り→その後描き下ろし刊行」のパターン。
『シャーマンキング』はアニメ化もされた作品ですが、後期は人気が伸び悩み、打ち切りという憂き目を見ることになります。ジャンプコミックス版最終巻となる32巻の最後にはミカンの絵が描かれる訳ですが、これは「未完」とかけた駄洒落です。
そして完結から約3年後、完全版の刊行が始まるのですが、ジャンプに掲載されていたのは完全版だと25巻まで。26・27巻は完全描き下ろしとして刊行されました。ジャンプコミックスの最終巻から完全版26巻が出るまでに、4年2ヶ月を要したということになります。
地下沢中也『預言者ピッピ』2巻:4年5ヶ月
- 作者: 地下沢中也
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2011/10/20
- メディア: コミック
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こちらも特殊事例になりますかな。
「雑誌が休刊したために描き下ろしで刊行」のパターンです。
地震予知を目的として造られたヒューマノイド型コンピュータ「ピッピ」。ある事件を契機に活動を止めてしまったピッピが目を醒ましたとき、彼が口にした「予言」とは...、という筋立てのSF作品。これはたいへんな名作でして、そしてまだ完結していません。続刊が待ち望まれる1冊です。
因みに掲載誌は「COMIC CUE」。2003年で実質休刊となっています。
実はこれ、雑誌掲載から1巻が刊行されるまでのほうが非常に長かったりします。雑誌に第1話が掲載されたのは1999年なので、そこから換算すると1巻が出るまでに約8年を要している訳です。
で、そこから2巻が出るまでは4年5ヶ月、という次第。
- 作者: 美内すずえ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2004/12/16
- メディア: コミック
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「せめて自分が生きているうちに完結してほしい...」という魂の叫びが聞こえる二大巨頭の一、『ガラスの仮面』がここで登場。1巻が出たのは何と1976年、来年遂に連載40周年を迎えることになります。
幻の舞台「紅天女」の主演を巡っての、北島マヤと姫川亜弓という2人の天才の演技対決を縦軸、「紫のバラの人」とのロマンスを横軸に、数々の舞台演目と交錯する人間模様が彩りを添える、マンガの歴史に燦然と輝く大河演劇ロマンであります。
しかし『ガラスの仮面』、1990年代に入った頃から執筆ペースがガタリと落ちまして、まるで続きが描かれないような時期がありました。*2最も期間が空いたのは、41〜42巻の6年。それ以降は若干持ち直したものの、雑誌掲載時と単行本では大幅な修正を加えるためか、やはり刊行ペースはややゆっくりの状態が続いています。
あしべゆうほ『クリスタル・ドラゴン』26巻:7年10ヶ月
- 作者: あしべゆうほ
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/10/16
- メディア: コミック
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実は『ガラスの仮面』よりも新刊が出るまでに時間が掛かった少女マンガがありまして、それがこちら、『クリスタル☆ドラゴン』になります。ケルト神話や北欧神話をモティーフにした、壮大な歴史ファンタジー作品。先月(10月)に刊行された26巻が、実に7年10ヶ月ぶりの新刊となります。
まぁこれには事情がありまして、前の巻が出た2007年頃から2014年にかけて、あしべゆうほさんはもう一つの代表作『悪魔の花嫁 -最終章-』を執筆しておられたのですね。そして昨年から『クリスタル☆ドラゴン』の執筆を再開した訳ですが、『悪魔の花嫁 -最終章-』の頃から執筆ペースがかなりゆったりしてきているようでして(毎号10〜20ページ弱)、それも刊行がずれ込んだ要因のひとつと言えるかもしれません。
- 作者: 永野護
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2015/08/08
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そして二大巨頭の二、『ファイブスター物語』であります。今年の8月に何と9年4ヶ月ぶりの新刊が刊行された訳ですが、自分の twitter のTLも、発売直後あたりはざわついていた記憶があります。歓喜が滲み出つつも「俺は自分の目で見るまでは信じない」的な、絶妙に屈折した感じの発言ですね。(^ω^ )
まぁこちらは完結するかと言われると、多分難しいのではないかなという予感がビシバシとする訳ですが、ま、まぁ年表は既に完成している訳ですし(目を逸らしつつ)。
そして刊行が遅くなっている理由は、まぁ恐らくは『ゴティックメード』が(目を逸らしつつ)。
そして『リブート』のほうを集めてしまった自分は13巻を買うべきなのかどうか未だに迷っているのです(目を逸らしつつ)。
高野文子『ドミトリーともきんす』:12年7ヶ月
- 作者: 高野文子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらも特殊事例というか、むしろ番外編に近いかもしれません。
「とにかく寡作」というケースですね。
高野文子さんは、大友克洋さんとかとも並び、1980年頃からの所謂「ニューウェーブ作家」と位置付けられる方です。非常に寡作な方で、初の作品集『絶対安全剃刀』が刊行されたのは1982年(しかも未だに版を重ねている!)ですが、現時点で単行本は僅か7冊(文庫版とか新装版を含めても10冊ですかな)。そしてどれも名作揃いという。『絶対安全剃刀』に収録されている「田辺のつる」とかは、もはや古典の風格すら漂っています。
そんな高野文子さんの最新作が、昨年(2014年)に刊行された『ドミトリーともきんす』。前作『黄色い本』が2002年なので、実に12年ぶりの新刊となる訳です。
- 作者: 久住昌之,谷口ジロー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2015/09/27
- メディア: 単行本
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真打登場といった趣もある、『孤独のグルメ』2巻です。
元々『孤独のグルメ』は「月刊PANjA」っていう雑誌に連載されていて(1994〜1996年)、それが単行本1冊にまとまって発売されたのが1997年。そこで一旦は(いちおう)完結している訳です。その後爆発的なということはないのですがじわじわと売れ続け、文庫版も出たり、例の独特の間というか味わいが静かに話題になり2chとかでも度々目にするようになったりコラ画像がいろいろ出てきたり。
そして2008年に新装版が出るのですが、それに先立って「週刊SPA!」に実に12年ぶりの新作が描かれました(新装版に収録されています)。それ以降、不定期で「週刊SPA!」に掲載がされ、その間にはドラマ版も大いに話題になり、遂に今年の9月に(最初の単行本発売から)18年ぶりとなる新刊が出たという次第です。
この何度読み返しても飽きがこない味わい、素晴らしいですね。そして駄洒落率が上がっているのは、ゴローちゃんも歳を重ねているということかもしれません。
- 作者: ゆでたまご
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/01/29
- メディア: コミック
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こちらも『孤独のグルメ』と同様、「一旦連載が終了した後に再開」というパターンです。
1988年に全36巻で一旦完結。その後は『SCRAP三太夫』とか『蹴撃手マモル』とか『グルマンくん』とかを描き、その後『キン肉マンII世』を「週刊プレイボーイ」で連載していた訳ですが、その合間に描いていた読切作品をまとめた37巻が2010年に、実に22年ぶりの続刊として刊行されました。そして2011年からは「週プレNEWS」において新シリーズ「完璧・無量大数軍編」がスタートし、現在も好評を博している訳です。
- 作者: 一ノ関圭
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/03/20
- メディア: コミック
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「とにかく寡作」第二弾となります。
作者の一ノ関圭さんは、とにかく圧倒的な絵の巧さで知られる作家さんでして、賞賛の言葉以外殆ど聞いた・読んだ記憶がないというレベルの方なのですが、先に上げた高野文子さんよりも更に寡作な方でして、初の単行本が出たのが1980年、現時点で単行本は5冊(文庫版を合わせると7冊)。そして作品集『らんぷの箱』『茶箱広重』の2冊に、ほぼ全ての作品が収録されています。
今年の3月に刊行された『鼻紙写楽』は、そんな一ノ関圭さんの、23年ぶりの新作となる訳です。
寛政年間の江戸を舞台に、五代目市川団十郎とその息子・徳蔵(小海老、後の六代目)を軸とする歌舞伎の世界と、更には大坂から来た絵師の伊三次(後の写楽)も絡んでの様々な確執・人間模様が描かれる作品です。
ただこの作品、描き下ろしもあるのですが、単行本にする際に何故か時系列順に構成し直してしまっていまして、そのせいで何とも不自然な展開になってしまっています。それが残念でなりません。
- 作者: 車田正美
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/10/03
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オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな
このはてしなく遠い男坂をよ...
伝説の打ち切り、それが男坂。
そんな『男坂』、『キン肉マン』と同じ「週プレNEWS」において、2014年からまさかの連載再開。
同年10月には、約29年ぶりとなる新刊4巻が刊行。現在も連載は続いています。
楳図かずお『ガモラ』:約33年
- 作者: 楳図かずお
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 1998/01
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これはかなり特殊な事例です。「新刊」ともちょっと違うかもしれないです。
『ガモラ』は恐怖マンガの巨匠・楳図かずお先生が1964〜1965年頃に貸本で描いた作品です。SF・怪獣物でして、手塚治虫の初期SF三部作のひとつ『ロスト・ワールド』を意識しつつ、白土三平作品のようなキャラクターも登場してきたりして、少年マンガ的志向を押し出している異色作です。
かなり綿密且つ壮大な構想に基づいて描かれた作品なのですが、3巻で打ち切り(3巻の最後に「以下4巻へ続く」と予告が打たれているにも関わらず!)。しかしながら、やはり多くの方の記憶に残る作品でもあったのでありましょう、1990年代にちょっとした復刻ブームが起こった際、それを象徴するかのようなシリーズ「QJマンガ選書」*3に収録されることになりました。そして刊行された際、14ページではありますが「エピローグ」が新規に描き下ろされ、33年の時を経て遂に『ガモラ』は完結したという次第です。
因みに年数では及ばないものの、楳図かずお先生は超大作『14歳』においても、2012年に刊行された「楳図PERFECTION!」版において18ページの描き下ろしを行っており、完結から約17年の時を経て「真の完結」とも言える結末を描いています。
- 作者: 池田理代子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/08/25
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そしてトリを務めるのはこちら、『ベルサイユのばら』です。
言わずと知れた、少女マンガ・歴史ロマンの金字塔。
「マーガレット」で連載されたのは1972〜1973年。そして本編最終巻の9巻ならびに外伝を収録した10巻が刊行されたのは1974年になります。そして「マーガレット」50周年にコメントを求められたのを機に「せっかくだから漫画で」と新規エピソードの執筆を開始、2014年に何と40年ぶりの新刊が刊行されたという流れですね。今年になって2冊目のエピソード編となる12巻も刊行されました。
長くなったのでこのあたりで一区切り。
他にもいろいろあるかとは思いますし、小説とかにジャンルを広げれば更に出てくるでしょうね。*4
といったところで、本日はこのあたりにて。