マンガLOG収蔵庫

時折マンガの話をします。

椎名軽穂『君に届け』7巻

君に届け 7 (マーガレットコミックス)

君に届け 7 (マーガレットコミックス)


やっぱり『君に届け』はいいですな。
風早と爽子のやりとりに、おじさんの心はキュンキュンしていますよ。(´ω`)
こういう経験があるかと言うと、これがまた皆無なんですがね。
最新刊7巻では、大晦日〜元旦にかけての初詣のエピソードが最大の見せ場です。
この作品の特徴として、全体的に淡い色調で統一した画面構成*1があると思うのですが、雪が舞っている情景とも巧く溶け込んでいるうえに登場キャラクターの純粋さをも表現していると思います。読んでいて非常に気持ちいいんですよ。


やのちんと先生の間に微妙にフラグが立っているような感もあり、そちらも楽しみだったりします。

*1:髪の毛や背景に意図的に色を付けなかったり、背景全体を本来より薄い色のスクリーントーンで処理したり。『君に届け』のトーンワークって、極度に洗練されていると思うんですね。