小学館ビルの落書きを見てきた
数日前に、近々取り壊される小学館ビルの「落書き」が話題になりました。
ちょうど今日が休みだったので、これは実際に見ておかねばなるまいと、小学館ビルまで行ってきました。写真もそれなりに撮ってきたので、併せて上げておきます。撮影があまり得意ではないので、いくぶん見づらいかもしれませんがご了承ください。
小学館ビルの最寄り駅は、地下鉄半蔵門線の神保町駅です。
そこのA8出口を出ると、目の前にあるのが小学館ビルになります。
小学館ビル。ここの1階がガラス張りになっています。
そしてガラス部分に、内部ロビーに描かれた落書きの写真が貼付けられています。
もちろんガラス部分に直接描かれた落書きも。
写真撮影は自由。自分が行った際にも、20〜30人くらいの見物人が。老若男女問わず撮影に興じていたのが印象的でした。
浦沢直樹さんの落書き。上からそれぞれ、
- 『20世紀少年』のケンヂ
- 『20世紀少年』の巨大ロボット
- 『20世紀少年』のオッチョ(違うかも)
- 『YAWARA!』の猪熊滋悟郎
- 『YAWARA!』の猪熊柔
- 『MASTERキートン』の平賀=キートン・太一
ですかな。
ゆうきまさみさんの落書き。
『鉄腕バーディー』のバーディーと一緒に、ケロロ軍曹も描かれています。
『ケロロ軍曹』の吉崎観音さんは、角川書店やスクウェア・エニックスのイメージが強いのですが、小学館コミック大賞の佳作を受賞してデビューしたという縁でこの落書きに参加されている模様。ご自身のブログでもその旨が記されています。
壁一面に描かれた落書きの数々の写真。
実際に描かれているのも、隙間から僅かに見ることが可能。
Yahoo! 知恵袋でもちょっと話題になっていた、ピョコタン氏の落書きが目印。
やや近くから、分割して写真を掲載してみます。
『究極超人あ〜る』のR・田中一郎や『20世紀少年』の「ともだち」、島本和彦さんの『アオイホノオ』の主役・焔燃が強い存在感を放っています。各所にオバQが描かれているのは、小学館ビルが通称「オバQビル」と呼ばれていたが故といったところ。Q太郎のみならず、O次郎やP子、ドロンパも描かれています。
そして『彼女とカメラと彼女の季節』の作者・月子さんも落書きに参加されているのですが、紫色のパンツのキャラクターを描いておられます。これは何の作品でしょうかね。
ガラスに直接描かれた落書きの数々。
『オバケのQ太郎』は藤子・F・不二雄先生の代表作の1つですが、藤子不二雄A先生の代表作の1つ、『笑ウせえるすまん』の喪黒福造が描かれていますね。他にも『うる星やつら』のラムちゃんからピカチュウ、『アイカツ!』に至るまで、よりどりみどりのラインナップ。
貼られた写真の隙間から僅かに見える、内部の落書きの数々。
『サイボーグ009』のサイボーグ戦士たち。
『クロサギ』のキャラクターも確認できますね。
4・5枚目の写真に、姿見が設置されているのが判るかと思います。壁に描かれている落書きを、これで見ることができる訳です。5枚目、判りづらいかもしれませんが、『まんが道』或いは『愛...しりそめし頃に...』のテラさん(寺田ヒロオ)が描かれているのが確認できます。
と、とりあえずはこのくらいで。
因みに現在は中に入ることはできないのですが、8月24・25日にはロビー内部が一般公開されます。整理券配布型で各日3000枚配布、無くなり次第締切とのこと。詳細は小学館のサイトをご覧戴ければ。
時間に余裕があれば、こちらにも行ってみたいと思います。