マンガLOG収蔵庫

時折マンガの話をします。

表紙が奇麗なマンガ・その2

引き続き、表紙が奇麗なマンガを幾つかご紹介。

と、その前に少々。
たいへんありがたいことに、最近幾つかの記事をニュースサイトさんに取り上げて戴いてます。
とりわけ頻繁に紹介してくださるのが痕跡症候群さんです。こちらで紹介して戴いて、それ以降他のサイトさんが取り上げてくださる、という流れが多いようです。
そんな訳で返礼の意味合いを込めて、藤崎竜さんのマンガ単行本表紙のことから始めてみます。


上記リンクの記事を取り上げてくださった際、「個人的には屍鬼の表紙が好きです。」とのコメントを書いて戴きました。
現在「ジャンプスクエア」で連載中の、藤崎竜さんの新作ですね。


屍鬼 1 (ジャンプコミックス)

屍鬼 1 (ジャンプコミックス)

屍鬼 2 (ジャンプコミックス)

屍鬼 2 (ジャンプコミックス)


新境地、と言うに相応しい作品だと思います。
原作は小野不由美さん。とある田舎の村で発生した奇病をめぐる話です。ジャンルで言えばサイコホラーかな?
それまでの作品とはかなり趣きの異なる内容です。それに合わせるためでしょう、ペンタッチも変えています。それまではかなりくっきりとした線だったのが、粗めのタッチにしていますよね。
単行本の表紙も、今後の惨劇を予感させるものになっている気がします。
情報量が多いので立ち読みには不向きです。恥ずかしながらまだ単行本を買っていないので、給料が入ったら買ってじっくりと読んでみようかと思います。


さて、藤崎竜さんの単行本表紙ですが、『屍鬼』以外もいいんですよ。
シンプルながら飽きのこない『封神演義』も、内容自体は微妙だった『WaqWaq』もいいですが、個人的に最も推すのが新書版の『PSYCHO+』です。*1
初めて見たときは、それはもう衝撃的でしたよ。途轍もない美麗さなのです。
たぶん小学校高学年の頃だったと思います。中学生の頃ですね。*2連載中の頃から友達同士で「いつも後ろのほうだけど面白いよな?」といった感じの話になっていた筈ですが、単行本を見たときは迷わず手に取った筈です。全2巻ですが、完結した際はなぜこんなに早く終わってしまったのか理解できなかったものです。


最近文庫版が刊行され、こちらも悪くないのですが、やはり新書版を手に取って欲しいです。
もはやアートの領域ですよ。
高い金を払ってイルカが泳いでいる絵とか買うくらいなら、この表紙を引き伸ばしたほうがいいですよ。*3
現物を実家に置いてきてしまっているので、Amazonはまぞう)のリンクを貼っておきます。

PSYCHO+ 1  DRIVE A  GAME START   ジャンプコミックス

PSYCHO+ 1 DRIVE A GAME START ジャンプコミックス

PSYCHO+ 2  DRIVE B  GAME OVER   ジャンプコミックス

PSYCHO+ 2 DRIVE B GAME OVER ジャンプコミックス


書いているうちに予想外に長くなったので、ここで区切ってもう1回書くことにします。(´ω`)
続きはこちらから。

*1:サクラテツ対話篇』の表紙が思い出せない・・・。('A`)

*2:発行年から逆算。記憶は当てにならんですなぁ・・・。

*3:他意はありません。