『放課後プレイ』で「黒」が映える理由
やっぱりそれって、スクリーントーンをまったく使っていないからだよね!・・・という趣旨の記事を書こうとしたところ、既にたまごまごごはんさんが指摘していました。(´ω`)
- 当該記事:大黒黒客日記(2月1日)
そんな訳で書くことが無くなってしまったので、素直に感想をしたためてみようかと思います。
放課後プレイ (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション)
- 作者: 黒咲練導
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/01/01
- メディア: コミック
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『放課後プレイ』のストーリー?を簡単に書くと、学校が終わってからゲーム好きの少年の家に女の子が遊びに来て、ゲームをやりながら何か喋る、というだけ。主に男の言動に対して女の子が蹴りを入れたり踏みつけたり、という構図です。
で、基本的にお互いにデレな訳ですよ。そして互いにその極度のデレを表に出すまいと七転八倒している様子に、おじさんはニヤニヤしてしまう、と。女の子のほうがネコミミを付けて家に来るくだりとか、素晴らしいですな。
暗喩的な表現のエロさも特徴ですね。
牛乳を吹きこぼしてしまうところとか、手を切ってしまった少年の血を舐める箇所とか。実際にご覧になって確かめてくださいな。あと、最初のページのカラーイラストもそうですね。それ以外だと、第15話の表現は「見せずに描く」という点において非常に高いレベルの描写になっていると思います。*1
悶えたい方にはお薦めの1冊ですね。
それにしても作者の黒咲練導さんという方、これまでまったく聞いたことがなかったのですが、これがデビュー作なのかな?ペンタッチとかはカトウハルアキさんに似ている気もしますが、影響を受けているのかな。
と、感想と言えるかどうかも判らない駄文でした。
*1:「見せずに描く」については、後日別エントリーを書こうかな。