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「初カキコ...ども...」の元ネタは存在するのか、実際に調べてみた②

先日、2chの有名な書き込み「初カキコ...ども...」の元ネタはほんとうに存在するのか、それを軽く調べた記事をアップしたところ、予想以上に大きな反響を戴きました。

 

 

「無駄だと思う」「徒労に終わりそう」みたいなコメントも見受けられたものの、仮に元ツイートが捏造・デマの類だったとしても調査することでその事実が明らかになりますし、それ以前に調査することじたいが案外愉しかったりしますので、何かピントの外れたこと言っているな、というのが率直な感想です。٩( 'ω' )و

 

全体的には好意的なご意見が多かった気がしますので、ありがたい限りです。また、追加調査に期待している旨のコメントも複数見受けられました。なので、

 

https://www.instagram.com/p/B57sFlkAimB/

国会図書館再訪

 

ちょっとだけ時間がありそうだったので、また行ってきました。٩( 'ω' )و

 

前回は「りぼん」を調べましたが、今回は「なかよし」を調べてみることに。

調査年代は1985〜1987年。時間の都合上(少し寝坊しました)、1985年1月号〜1987年3月号あたりまでです。

バックナンバーを読んでいると、連載作品をついつい読んでしまったり、「なかよしまんがスクール」の入選者に武内直子さん*1海野つなみさん*2猫部ねこさん*3の名前を見付けたり、いいとも青年隊を卒業して間もない頃の野々村真インタビューとかが収録されていたりと、なかなか面白いですね。

 

そして調査結果ですが、

やはりというか何というか、該当する作品は見当たりません。

 

 

ただ、ちょっとだけ気になる作品はありました。

1986年の「なかよし増刊 松本洋子特集号」に収録された読切、矢野イサク『ようこそ、吸血鬼組へ』です。

 

概略としては、父親の仕事の都合で数ヶ月ごとに転校を繰り返している少女の、転校した先での3ヶ月間の思い出を綴ったような内容です。

主役はその少女であり、ヤンキーではない(それ以前にヤンキーは出てこない)のですが、転校してきた主役の自己紹介から始まるというシチュエーションは共通していました。あと、冒頭の欄外ハシラ部分(ページいちばん右端か左端の、コマ外側部分)に書き込まれるアオリ文が、こんな感じです。

 

★あ〜あ、転校生やってるのもラクじゃないわね。こんどのクラスっていうのが...。

(「なかよし増刊 松本洋子特集号」446ページ。)

 

これ、例の書き込み後半部分、「あ〜あ、義務教育の辛いとこね、これ」とちょっと雰囲気が似ているかな、という気が。

まぁ、これは偶然に過ぎない可能性も大いにあるのですがね。

ただ、この年代の様々な少女マンガの断片的な記憶がキメラの如く混ぜ合わさり、あの書き込みに繋がっている、という可能性もゼロではないのかな、と思ったりもします。

 

 

まぁ、まだ調べられていない雑誌は山ほどありますので、折に触れて進めていければと思います。(さすがに今年はもう難しいかもしれませんが...)。

といったところで、本日はこのあたりにて。

 

 

*1:言わずと知れた、『美少女戦士セーラームーン』の作者さんであり、冨樫義博さんの奥様でもあります。

*2:ドラマにもなった『逃げるは恥だが役に立つ』の作者さんです。複数回入選しており、「なかよしまんがスクール」の常連、といった趣がありました。

*3:きんぎょ注意報!』の作者さんですね。