マンガLOG収蔵庫

時折マンガの話をします。

漫画好きブロガー・サイト管理者OFFのレポート


先月の28日、つまりコミケ75の初日ですが、情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明id:soorce さんのお誘いを受けまして、マンガ好きのブロガーさんが集まって飲むオフ会に参加させて戴きました。
既に10日ほど経過しているので幾分記憶も曖昧になりつつありますが、そのオフの様子を書いておこうかと思います。


オフ会の場所は浅草にある神谷バー
結構有名な場所なんでしょうか?明治時代から営業している、歴史あるバーのようです。


集合場所は雷門前。
僕はコミケから直接来たのですが集合時間より1時間ほど早く到着したので仲見世とかをしばし散策。浅草九重のあげまんじゅうが旨かったです。集合時間が近くなってきたので雷門前に行ってみると、そこに soorce さんがいらしたので合流。
その後他の参加者の方々も到着。参加したのは以下の方々です。括弧内が管理ブログ・サイト、はてなID等です。


イタバシミノルさんは少し遅れての合流。
あと、本来はもう一方、今週の天牌のタカヤマさん(id:tempai)も参加予定だったのですが、体調を崩されたとのことで残念ながら欠席でした。


17時半から神谷バーにてオフ会スタート。
以下、喋ったこととかを思い出すままに書き連ねておきます。



【飲み物のこと】


・ジョッキがデカい。中ジョッキが普通の飲み屋の大ジョッキくらい。
神谷バーオリジナルカクテル、デンキブランは非常に強い。



【マンガとしての絵の巧さについて】


・種村理沙さんがまず取り出したのは、『神風怪盗ジャンヌ』や『紳士同盟+』で知られる種村有菜さんの新作『絶対覚醒天使ミストレス☆フォーチュン』。



・その作中の描き込みの多さから派生して「『マンガとして』絵が巧いのは誰?」みたいな話になり、種村さんが挙げたのが萩原一至さんとあずまきよひこさん。
・描き込みの多さという点から萩原一至さんが出てくるのは判るけど、あずまきよひこさんが出てくるのは意外という話に。
・『よつばと!』の描き方は正反対のベクトルで、可能な限り線を削ぎ落としたものの完成型ではないか云々、といった話に。確かに線を重ねて描くと、人物の描写とかでも誤魔化しが効くかも。一本線だと難しいよね、みたいな話も出てきた筈。



【復刻はありがたい、けどもっと頑張って欲しい】


・60年代とかの作品は、復刻の点で言えばまだ恵まれている。
・80年代のコロコロやボンボンの連載作品って、今読みたくても全然読めない。殆ど絶版。
・『ファミコンロッキー』や『あまいぞ!男吾』が復刻したときは狂喜乱舞した。
太田出版とかトラウママンガブックス(英知出版)はもっと頑張って欲しかった。
・そう考えると、マンガショップのあの刊行ペースは凄い。



【面白さの質、というか何と言うか】


・復刻の話から、来月刊行予定の手塚治虫新宝島』の話題に。
・あれはいったいどのくらい面白いのだろうか、という話に。
・やはり当時の娯楽の状況とかを加味したうえで考えなきゃダメなんじゃないか、みたいな。
・恐らく現在の『ONE PIECE』級の興奮を期待して読むと肩透かしを喰らうかも。


・手塚作品って無闇に密度が濃くて、読むのは結構大変じゃないか?という話にも。
・他には、作中や後書きでの言い訳が面白いよねとか。



【マンガのレビューって難しいよね、という話】


・嘗て大伴昌司が「1枚の絵は1万字にまさる」って言ったけど、やっぱり字だけのレビューは難しい。
白拍子さんのマンガレビューの掘り下げ方は凄い。
・あとはちょっと微妙な話になってくるので、ご推察ください。



【月にどのくらいマンガに金を使いますか?】


・意外にも5000〜10000くらいの方が多め。
・やっぱりいちばん使っていたのは soorce さん。
・でも種村さんは8月と12月に同人誌で物凄い金額を費やすらしい。全員驚いていた。



等々。幾分自分の脳内で脚色されているかとは思います。
これでも全体のほんの一部ですが、あとはオフレコ的な内容も少なからずあったり、記憶が曖昧になってしまったりしているのでご容赦願います。
結局閉店時間(22時)まで延々とマンガ話をしていました。ここでの話を幾分膨らませれば、ブログの記事が幾つかできそうだなとも思ったりしています。(´ω`)


僕の拙い文章では伝わり辛いかと思いますが、非常に楽しい時間でした。
また機会があれば是非参加させて戴きたいです。