マンガLOG収蔵庫

時折マンガの話をします。

評論同人誌

揺れる乳房と流れるトーン:『乳首残像』で知る残像の起源と歴史

ここ数年、表現規制に関する議論みたいなものが継続して行われている印象があります。つい昨日(9月1日)にも、「TVタックル」でも特集が組まれて、規制派と反対派でぶつかっていたようです。 自分は見逃してしまったのですが、twitter の タイムラインを拝…

エロマンガの現在を切り取る。『Eromanga Lovers Vol.4』

引き続き、夏コミで購入した同人誌の紹介となります。 今回取り上げるのはこちら。 『Eromanga Lovers Vol.4』(サークル:New Wave Of Japanese EroManga Critique) こちらはエロマンガレビューサイトの最高峰と言って差し支えないでしょう、ヘドバンしな…

女性のエナジーがひときわ迸っていた。『エロマンガノゲンバ Vol.6』

ずいぶんと久し振りの更新となります。 今回の夏コミですが、3日目のみ休みが重なったので、いろいろと買い込んできました。 それらの中から、評論系同人誌を中心に幾つかご紹介していこうかと思います。 まずはこちらから。 『エロマンガノゲンバ Vol.6』(…

知られざるアニメの世界:『宗教とアニメーション』

ようやくですが、昨年冬コミとかで購入した同人誌の感想じみたものを書き始めていこうかと思います。 まずはこちらから。 『宗教とアニメーション 〜宗教団体製作のアニメーションから〜』(サークル:かに温泉) 著者のかに三匹さんのブログと twitter はこ…

人の世は、今も昔も色好み:『日本のいろもの古典』

今回の記事は内容の都合上18禁とさせて戴きます。 18歳未満の方はご遠慮願います。以下の文章も収納しておきます。

本や同人誌という媒体に愛着を寄せる人たちへ:『本フェチ』

かれこれ2ヶ月近くまともな更新をしていませんでした。その間にコミケやコミティアも過ぎ去り、買ったマンガも相当数溜まってきています。 仕事が少しだけ落ち着きを取り戻しつつあるので(忙しいのは相変わらずですが)、久し振りに更新をしてみたいと思い…

へどばん『EroManga Lovers - Vol.1 《エロ漫画用語の基礎知識 構成・作画・演出編》』

山本寛監督による新作アニメ『フラクタル』を観ました。ジブリ作品や『ふしぎの海のナディア』といった、監督が敬愛していると思われる作品群へのオマージュが随所に見受けられ、興味深く視聴することができました。ごく限られた人物以外ヴァーチャルな姿で…

今こそ、エロマンガ家さんの言葉に耳を傾けてみよう:『エロマンガノゲンバ Vol.4』

今回の記事は18禁同人誌を取り扱っています。 殆どが文章だけなのであまり問題はない筈ですが、以下の箇所は収納しておきます。

『BREAK/THROUGH −たとえあなたがエヴァに乗らなくても−』:或いはその「語り」について

さて、些か遅くなりましたが、いちおう年数回の恒例行事となっている「即売会で購入した同人誌の紹介」を幾つかやってみようと思います。とは言っても、昨年冬コミは3日目が仕事で不参加だったため、買った同人誌はごく限られたものですが。 最初にご紹介す…

超常現象の愉しみとさみしさ。『SpF8』

ではゆるりと、コミケで購入した同人誌の紹介を再開します。 今回取り上げるのはこちらになります。 『SpF8』(サークル:Spファイル友の会) サークルさんのサイトはこちら:SpF Spファイル友の会ホームページ タイトルが示すとおり超常現象を題材にした同…

エロマンガ家の生の声と、エロマンガ市場の最前線。『エロマンガノゲンバ vol.3』

コミケで入手した同人誌の紹介を続けます。 評論同人誌ではありますが18禁なので、以下の文章は収納しておきます。18歳未満の方はご遠慮くださいな。

前代未聞?とあるテーマでアニメを特集する同人誌

さて今回は同人誌の紹介です。 最近は仕事の都合で即売会にも行けず、先日ようやく購入したものになります。 こちらです。 『かに暴動 大仏アニメ特集 〜アニメに登場する大仏たち〜』(サークル:かに温泉)。 タイトルどおり、大仏アニメを特集した同人誌…

史上最も分厚い?同人誌

さて、いよいよ明日からコミケですね。 まぁ自分は3日とも仕事で行けないんですがね。 それはさておき、コミケ開催に合わせて、同人誌のことを少々書いてみようかと思います。 「同人誌」から抱くイメージのひとつに、「薄い」というのがあるのではないかと…

マンガの読み方が変わる。『漫画をめくる冒険』上下巻

さて今回の記事も、前回に引き続き評論同人誌の感想です。 今日ご紹介するのは、ピアノ・ファイアのいずみのさんによる同人誌、『漫画をめくる冒険』です。 (左が上巻、右が下巻です。) 自分が何か書いたところでこの本の凄さが伝えられるかと言うと甚だ自…

エロマンガ家の真摯な声が聞こえてくる。『エロマンガノゲンバ』

さて今回の記事は、評論同人誌の感想ではありますが18禁となっております。 そういう訳で、以下の文章は収納しておきます。

『エニックスマンガ100』と『エニックスマンガ+60』

数日前に、以下の記事を連続して書きました。 独断と偏見に基づく、漫画文庫発刊の出版社別傾向(その1) 独断と偏見に基づく、漫画文庫発刊の出版社別傾向(その2) 独断と偏見に基づく、漫画文庫発刊の出版社別傾向(その3) ほんらいこの記事を書いたのは…

『ゴルカム 2007 冬の祭典』

昨年末のコミケで購入した同人誌についての感想は今回でとりあえず一区切り。 取り上げるのはこちら。『ゴルカム 2007 冬の祭典』。 アキバblog でも取り上げられていましたね。当該記事:漫画を楽しむための福音テキスト 「ゴルカム2007 冬の祭典」アキバbl…

『オタクブックス』と『オタクとデザイン』

これまた昨年末の冬コミで購入した同人誌です。 相変わらずの評論系です。写真上:『オタクブックス』00号(創刊準備号的位置付け?) 写真下:『オタクとデザイン』第2号と別冊1共に「デザイン」という視点からオタク文化を考察しているサークルさんです。 …

『ロトさんの本 Vol.20』

気が付けば既に20日近くが過ぎてしまっていますが、まだコミケで購入した同人誌の感想は続きます。今回は評論本。こちらです。『アニメとTV放送45年の果てに ロトさんの本 Vol.20』。 ロトさんっていうのは、アニメ評論家の第一人者で現在は『BSアニメ夜話』…